モンテッソーリ幼児教育

自立した子どもを育てる

20世紀の初めに医師であるマリア・モンテッソーリが考案した教育法で、日本には1960年代に紹介され、モンテッソーリ教育専門の「子供の家」が創設されたり、モンテッソーリのプログラムを導入する幼稚園が普及しました。
五感の刺激を重要視する「感覚教育」と子どもの「自発性」を重んじていて、子どもにとって安心して遊べる「自由な環境」が整備されています。

モンテッソーリ教育の教育理念

自立し、有能で責任感があり、他人への思いやりの気持ち、生涯学び続ける姿勢をもった人間に育てるべく、それぞれの発達段階にある子どもを援助する。

モンテッソーリ教育の特徴

敏感期

子どもの月齢や年齢ごとに、興味が次々に移り変わることで様々な能力を獲得していくが、それにはそれぞれの最適な時期があるとし、これを「敏感期」と名付けている。
集団で同じ活動をするのではなく、自由に個別で活動し、子ども自身が納得いくまで繰り返します。
自分で自分の活動を選ぶには、知的好奇心が自発的にあらわれることが重要で、そのために「自由な環境」が整備されています。

お仕事

「遊び=お仕事」としているモンテッソーリメソッドは、アイロンがけや洗濯など、日常生活で必要な様々なことを練習し、自立する心を育てていきます。
「お仕事」に使われる用具は、子どもが扱いやすいサイズであるものの、色や形は美しく清潔で、本物を揃えています。
本物に触れることで、子どもが思わず使ってみたくなるという気持ちを起こし、例えば、壊れやすいものは慎重に扱うということなどを体験して習得していきます。

教具

モンテッソーリメソッドでは「玩具=教具」とし、子どもの成長を促すための教具を数多く考案し、子ども自身が持ち運べる大きさ、形、重さにするだけでなく、材質や手触りにまでこだわっています。
視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚が著しく発達するこの幼児期に、このような教具を使用することで五感が刺激されていきます。

観察

教師は子どもたちを「教育」するというよりも「観察」するという指導法を実践しています。
子どもひとりひとりを注意深く観察することで、子どもの成長の仕方を客観的にとらえていくことができます。

提示

子どもたちが教具や用具を使う時や、生活の様々な場面でその仕方を伝える場合に、教師はただ説明するのではなく、どのような場合でも実際にお手本をやってみせます。