フレーベル幼児教育

遊びの中で学び、成長する

「幼稚園の父」「幼児教育の祖」と呼ばれるドイツの教育学者フリードリッヒ・フレーベルは、「幼稚園」の創始者として知られています。
自分自身の経験から、幼児期の子どもたちの中にある「神性」をどのように伸長していけるかということを追求し、幼児の教育には遊びや作業を中心にすべきだと考え、そのための遊具などを考案、庭には花壇や菜園などの設置が必要だと主張しました。

幼児教育のための学校は「kindergaeden=子どもの庭」と呼ばれ、それが日本語に翻訳されたものが「幼稚園」なのです。
現在の幼稚園で行われているお遊戯やおえかきなどの教育や園庭に遊具や花壇などが設置されているのは、フレーベルの理念から生まれたものです。

フレーベルの教育理念

幼児は自由な遊びを通して、人間の本質、事物の本質を体得する。

フレーベルの特徴

恩物

フレーベルが考案した一連の教材(玩具)のことで、日本では1876年に幼稚園が初めて開設されて以来、用いられています。
子どもたちが遊びながら、認識力、表現力、想像力を自然に学べるように、シンプルな色と形で構成され、握ったり転がしたり積み上げたりと、楽しみながら学んでいけます。
恩物の基本的な考え方
  • 形 : 丸・三角・四角が基本の形。それぞれの形が体系的に構成されていて、互換性を持っている。
  • 色 : 赤・黄・青の色の三原色に加えて緑・紫・橙の三補色を基本としている。
  • 大きさ : 基本となる立方体の辺の長さを3cmとしてこれを基準としている。すべてがこれを基にした寸法で作られているので色々な形を組み合わせて、遊びを発展していくことが可能になる。

豊かな自然環境

園庭で多くの自然(植物や動物)に触れながら遊ぶことで、知識や観察力を養うことができます。
草花を育てたり動物を飼育することで、自然をいつくしみ、自然に対する不思議や生命の誕生や成長など様々なことを学んでいきます。

大人と一緒に歌い、遊ぶ

子どもは大人のまねをしながら歌い、体を動かすことで、丈夫な体を作るだけでなく、感覚や感性が育まれていきます。